とってもカワイイあのこ
いつも笑顔のあのこ

あのこの声が
あのこの笑顔が
あのこ全部が

僕のものになればいいのになと…


なのに少し遅かったみたいだった

次の日に見た君は
僕じゃない
違う男と手を繋いで歩いていた

もう少し
もう少し早く
僕の勇気が
僕を急かしていれば…


もしかしたらあのこの隣には僕がいたかもしれないのに



あのこの隣には僕のよく知った男が
もしかしたらあのこより一緒にいる時間が多い男が…


そして、今僕の隣にそいつが






『おい〜ヤス〜さっきから機嫌悪くないか?』

『別に。』

『いや機嫌悪いだろ。それって。』

『別に。』



『今日ってこれで全部終わり〜?』

『うん!そだよ〜』



なんだよ
俺がなんかしたのかよ

あからさまに態度が違うっつーの
なんなんだよ…
まったく


〜RRRRRRRR

あ、メールだ
からじゃん


『誰から〜?』

『あぁ、から』

ちゃんとてっちゃんって最近付き合い出したんだよね。』

『あぁ。』

『あのこ、カワイイよね〜』

『おい!お前にはやらねぇぞ!』

『明日デートですかー?』

『まぁなっ!!』

ん?なんか、さっきまで他のメンバーと
楽しそうに話してたあいつが
一瞬悲しそうな顔をしたのは気の所為か?
気の…所為だよな…?


『僕帰るね。』

『もう帰るのか?』

『明日ってオフだよね?』

『ああ。だから皆でのみに行かないか?』

『いいや。僕明日は行くところあるから。早く寝るよ』

『そうか…また今度な!』

『じゃぁね〜。』

『バイバイ』


本当は行くところなんてどこもない
てっちゃんと一緒にいるのが辛いんだ…

当たってしまいそうで…
てっちゃんは悪くないんだ
タイミングが悪かっただけで



『ヤス!!!』


なのに…
なんで追いかけてくるのさ…
こんな気持ちのときに話したらきっと…
きっと…


『なんで俺にだけあんな態度なんだ!?』

『気…気の所為でしょ!』

『正直に言えよ!!』

『うるさいなぁ!!ほっといてよ!!』

『……ヤス?……』



やばい…



『もしかして、気の所為だと思っていたけど、お前…のこと…』

『……』


『あ……そう…だったのか…?
 ごめんな。さっき…知らなくて…
 ケドあいつを譲ることは出来ないんだ…』


やっぱりあれは気のせいじゃなかったんだな…
無神経だったよな…
好きだったのに好きとも言えず
しかも、メンバーと付き合ってるなんて…
辛かったんだよな…


『てっちゃんは悪くないよ』

『ヤス…。』

『僕がもう少し、もう少し早く勇気を出していれば良かったんだ。』

『……』

『たとえ、元からちゃんがてっちゃんのこと好きでもさ、
 気持ちを伝えておけば良かったんだ。
 けど、なんだかちょっと気が楽になったよ。
 てっちゃんだけにでも気持ちを知ってもらえてさ』

そう苦笑いをしながらヤスは話を続けた

 
『本当は気持ちだけでも伝えておこうと思ったんだけどさ、
 あまりにも僕ってかっこいいじゃない?
 てっちゃん達付き合い出したばっかりだから、
 ちゃんの気持ちがこっちに傾いちゃ悪いと思ったからvv』

少しぐらい強がってもいいよね…
もう少し頑張ればいいんだ…そう…
もう少しだけだから…


『はは。ありがとうな。』

『何でお礼言ってんの?
 あ、僕が気持ちを伝えていたら、まじでやばかったと思ったんでしょ!』

『んなわけーねーだろ!俺の方がいいに決まってるだろ!!』


俺達にまた笑顔が戻った

あいつが強がってることくらいすぐ分かる
けど、アイツの気持ちも大事にしたい

有難う安岡


ばれちゃったかな?僕が強がってること…
けど、てっちゃんのことだからわざと何も言わないんだろうなぁ…

有難うてっちゃん



『今のところちゃんはてっちゃんに譲るよ
 けど、大事にしてなかったらすぐに僕が奪うからね。
 僕が身を引いた意味がなくなるからね』



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あぁ・・・さんの台詞がない…
ごめんなさい〜〜〜
そして、無駄に長いし…しかもしかも、なんだか友情ですねぇ…笑
恋愛ものっぽくないですねぇ…
でも、たまにはこんなのもありってことで…









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